当局が試行錯誤して、様々なパターンを検証した結果が以下の通りです。
- 電波を出して近くのノード局をお借りして接続すると通信が頻繁に途切れる事象が発生し、ダイレクトモードでネット回線に直接接続した方が相手局にも迷惑がかかり難いです。
- USBも出来るだけハブを使わず(使う場合はバスパワーに頼らず、外部電源仕様の使用を)USBポートに空きがあればPCに直接つなぐ方がUSBの処理速度が上がりが安定する様です。
- 回線についても家庭内と言えどWifiやBluetoothを使うよりも出来るだけLANケーブル(有線)でONU直下のルーターにつないだ方が途切れることは少なくなり、高速スイッチングハブと言えどルーターと間に障壁を設けることは100%クリアな通信を求めるには、望ましくない様でした。
結論としては、Wires-Xにおいては、電波を使わずに通信した方がクリアで安定した運用が出来るようです。
しかも、電波を使わずに通信すれば、
- 違法局による妨害がない。
- リグやアンテナなどの設備費用も抑えられ、しかも電気代までお得。
- アンテナが建てられない様な住宅事情でも全世界とクリアな通信が楽しめる。
- 貴重な電波を占有することがない為、気兼ねなく何時間でも連続して通信できる。
- 無線機に負担をかけ無いので終段が飛ぶ等の故障も回避できる。
以上の様なメリットしかないWires-Xの魅力をもっと発信してユーザーが増えるといいなと思います。
P.S. 当局も当初は電波を使わないアマチュア無線なんて…とは思ってましたが…これはこれで素晴らしいシステムであることが分かってから目から鱗と言うか、食わず嫌いの典型的な感じでした。